基礎知識

競馬のワイド馬券で絶対に押さえるべきポイントとは?初心者でも勝てる賭け方も紹介!

この記事でわかること
  • ワイドとは
  • ワイドの平均配当
  • ワイドのメリット・デメリット
  • 初心者でも勝てるワイドの賭け方
  • ワイドで絶対に押さえておきたいポイント

「競馬のワイド馬券をどんな時に買えば良いのかわからない」ということはありませんか?

競馬のワイドは馬券の一種で初心者向けの馬券として人気があり、予算に制約のある方や競馬を始めたばかりの方にとって、競馬ワイドはおすすめの馬券です。

そこで、今回は競馬のワイドという賭け方について詳しく解説します。

この記事を読めば競馬のワイドの意味について理解して、どんな賭け方をすれば利益を出しやすいのかわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。

 

競馬のワイドとは

ワイドとは、正式には「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」とに呼ばれ、1999年に導入されました。

これはJRA(日本中央競馬会)が提供する馬券の一つで、組み合わせが少ないことからWIN5を含む10種類の馬券の中でも的中率が高い購入方法です。

組み合わせによっては高額配当も狙えるので、まずは的中させたい初心者にはおすすめの馬券です。

ワイドのルールは比較的シンプルで、1着から3着までに入線する2頭の馬の組み合わせを選びます。

つまり、1着、2着、3着の順位については気にする必要はありません。

ワイドは、出走馬が4頭以上の競走で販売され、もし3着が同着の場合、その3着同士の組み合わせは不的中とされます。

ワイドを使うタイミング

ワイドは組み合わせが少なく的中しやすい購入方法であり、初心者の方でも手軽に参加できる馬券と言えるでしょう。

また、着順を気にせず、3着以内に入る可能性の高い馬を見つけ出し、それを軸に購入できるのもメリットの一つです。

例えば、有力な穴馬が出走する時に穴馬から流して買ったり、穴馬同士で組み合わせて購入して穴馬券を取りにいくのも良いでしょう。

購入方法によって高額配当を狙うことができるのがワイドの魅力です。

 

ワイドの平均配当

ワイドの平均配当は約600円とされています。

ただし、これはあくまでも払い戻しの金額で、本命馬同士のオッズで言うとだいたい2倍以下になることが多いです。

なので、穴馬と組み合わせて比較的高めの配当を高い確率で狙いにいく時に適した馬券と言えます。

 

ワイドのメリット

競馬のワイド馬券を買うメリットは以下の通りです。

ワイドのメリット
  • 的中率が比較的高く高配当も狙える
  • 購入点数を抑えながら複数的中も狙える

それぞれのワイドのメリットについて詳しく解説します。

的中率が比較的高く高配当も狙える

ワイドは2頭的中させる馬券の中で最も的中率が高く、かつ高配当も狙うことができます。

下記のワイドの最高払戻金からもわかるように、購入の選択次第である程度の高配当を狙うこともできる、バランスの取れた馬券と言えます。

複勝 ワイド 三連複
的中率(18頭立ての場合) 16.6% 1.9% 0.12%
最高払戻金
※2023年2月27日現在
16,110円(2010年6月26日福島2R) 160,620円(2022年12月25日中山7R) 6,952,600円(2006年9月9日中京3R)

当てやすく高配当も狙える馬券なので「まずは当てたい」という初心者の方におすすめの馬券といえるでしょう。

購入点数を抑えながら複数的中も狙える

ワイドは、「着順にこだわらないため、比較的少ない点数で馬券を組み立てられ、しかも複数的中が期待できる珍しい馬券」です。

ワイドを3頭ボックスで購入した場合買い目は3点となりますが、もし着順が2⇒3⇒4の順番だった場合、購入した3つの買い目がすべて的中します。

一方、馬連や枠連の場合も3頭ボックスを購入すると、買い目は3点となりますが、的中するのは馬連と枠連ともに購入した3点の中から1点のみです。

この点からも、ワイドは購入点数を抑えながら複数的中を狙える、コストパフォーマンスに優れた馬券であると言えます。

初心者でも当てやすい

ワイドは、単勝や複勝に比べて平均的に高い配当が期待できる一方、初心者にとっても当てやすいという利点があります。

ワイドは、競走馬の着順に順序をつけずに、3着以内に入る馬2頭を予想する馬券です。

この順不同の特性や、予想に含まれていない馬が1着になっても的中する可能性がある点から、初心者にとっても予想しやすいと言えます。

初心者にとって、的中しやすさは非常に大切な要素ですが、配当が低すぎると投資としての魅力が薄れてしまうこともあるため、ワイドはバランスの取れた馬券と言えるでしょう。

 

ワイドのデメリット

競馬のワイド馬券を買うデメリットは以下の通りです。

ワイドのデメリット
  • オッズに幅がある
  • 平均配当が安い

それぞれのデメリットについて解説します。

オッズに幅がある

ワイドは、購入時点でオッズが幅広く、レース中に入線した馬によってオッズが変動する特性を持っています。

ワイドは2頭を選ぶ馬券であり、購入した2頭の組み合わせ以外の1頭がオッズに影響を与えるシステムです。

そのため、残りの1頭が確定するのはレースが終了するまでわかりません。

もし残り1頭の馬が人気馬であれば、配当も低く、オッズは下限に近づくでしょう。

逆に、残り1頭が不人気馬であれば、配当が高くなり、オッズは上限に近づくことがあります。

このように、ワイドのオッズはレースの進行によって変動し、賭け手にとってのリスクやリターンを考慮しながら選択することが大切です。

人気馬同士の決着だと配当が安い

ワイドの特性として、人気馬同士が上位に入る場合、配当が低くなる傾向がある点に注意が必要です。

例えば、1番人気馬と2番人気馬などの「人気馬×人気馬」同士の組み合わせだと、オッズが3倍以下になることがよくあります。

そのため、ワイドを購入する際には、購入前にオッズを確認し、購入する買い目のオッズと配当が見合っているかどうかを検討することが大切です。

特に、「人気馬×人気薄」など、オッズが魅力的で購入点数に見合う可能性がある組み合わせを探すことが、効果的なワイドの賭け方です。

賭ける際には、オッズとリスクをバランスよく考慮し、購入点数を検討しましょう。

 

競馬のワイドで馬券を買う時に絶対に押さえるべき4つのポイント

ワイドで馬券を買う時に絶対に抑えるべきポイントは以下の4つです。

  • 人気馬と穴馬を組み合わせる
  • 点数を多くしすぎない
  • 出走頭数が少ないレースを選ぶ
  • 圧倒的実力馬がいるレースで賭ける

それぞれのポイントについて解説します。

人気馬と穴馬を組み合わせる

ワイドで大きく賭ける際には、人気馬と穴馬の両方を組み合わせることが重要です。

ワイドは当たりやすい馬券であるため、人気馬ばかりを買うとオッズが低くなってしまいます。

しかし、競馬では1番人気の馬が3着以内に入る確率は、18頭立てのレースで50%~60%、10頭立てのレースでは70%を超えることもあります。

そのため、配当を狙って穴馬ばかりを買っても、不的中になることが多いです。

ワイドで大きく賭けるためには、1~3番人気の馬を絡めつつ、前走が好調であったり、騎手の勝率が高い穴馬を選ぶことが必須です。

こうすることで、リスクを抑えつつ高配当を狙うことができるのです。

点数を多くしすぎない

気になる馬を全て取りこぼしたくないからといって、多くの点数を買うのは避けるべきです。

確かに、オッズの高い人気の無い馬を多く選ぶと当たった際の配当は魅力的に見えます。

しかし、実際には多点数で購入すると稼ぐのが難しくなります。

的中率と回収率をバランスよく保つためには、ワイドで得られる平均配当が約500円から1000円であることを念頭に置くことが大切です。

ダブル的中やトリプル的中があれば別ですが、基本的に10点以上を購入すると、的中しても配当が購入額を下回る「トリガミ」になるリスクが高まります。

したがって、10点以内の少数点数で購入することを心がけ、無駄を省いて効率的に勝負することが必要です。

出走頭数が少ないレースを選ぶ

出走頭数が少ないレースでは的中の確率が自然に高くなります。

なので、8~10頭が出走するレースを選ぶことをおすすめします。

特に新馬戦では予想外の馬が上位に食い込むことがあり、面白い結果になることが少なくありません。

気になる穴馬がいる場合は、少し荒れる可能性のあるレースを選ぶと、大きな勝利を狙うことができます。

圧倒的実力馬がいるレースで賭ける

人気馬と穴馬を組み合わせる買い方が効果的なので、実力が圧倒的な馬が1頭いるレースは狙い目となります。

まず圧倒的な実力馬を選び、上位に食い込みそうな中人気馬や穴馬を選ぶだけで、比較的簡単に買い目が決まります。

人気馬が明確なレースは予想がしやすいため、特に初心者におすすめです。

レースが絞られることで、勝つ可能性も大幅に上がります。

 

ワイドの主な買い方は4種類

ワイドでの馬券の買い方は主に以下の4種類あります。

ワイド4種類の買い方
  • 基本
  • 流し
  • ボックス
  • フォーメーション

それぞれの買い方について解説します。

基本

非常にシンプルでわかりやすい馬券の買い方ですが、3着以内に入ると予想される2頭の馬を選んで購入する方法です。

各馬の馬番を選んで購入するので、購入金額を調整するのが簡単です。

そのため、通常は購入点数が比較的少ない場合に選ばれます。

これは特に、競馬初心者におすすめの買い方の一つです。

流し

ワイドの流しとは、軸となる馬を1頭選び、相手になる馬を複数絡めて購入する買い方です。

信頼する馬を軸にして、3着以内に入線しそうな馬を相手に複数選ぶことが必要になります。

相手の馬選びをついつい選びすぎて購入点数が多くなりすぎる点は、気をつけましょう。

ボックス

ボックス方式は、選んだ馬の組み合わせすべてを購入する方法です。

特に、ワイドのボックスは初心者にとっておすすめの馬券の買い方です。

たとえば、馬番号1、5、9のボックスを購入すると、馬券の組み合わせは1-5、1-9、5-9の3通りとなり、少ない資金でも競馬を楽しむことができます。

この方法は的中の可能性が高く、複数の的中も狙えます。

ただし、組み合わせの数を増やしすぎると購入点数が増えるため、注意が必要です。

上記は「ワイドボックスの購入点数表」の一例です。

頭数 1頭 2頭 3頭 4頭 5頭 6頭 7頭 8頭 9頭
組み合わせ 1 3 6 10 15 21 28 36

※仮に出走数が18頭立てのレースで全頭のワイドボックスを購入すると、153通りの組み合わせになります。

フォーメーション

ワイドのフォーメーションとは、1頭目と2頭目の組み合わせを複数選択する馬券の買い方です。

この方法は、不要な組み合わせを省くことができるため、ボックス購入よりも購入点数をコントロールしやすいという特長があります。

例えば、「不人気馬×不人気馬」同士の組み合わせなど、的中の可能性が低い組み合わせを避けることができます。

ただし、フォーメーションは一定の競馬知識が必要な馬券の買い方であり、競馬に詳しい人向けの方法といえます。

 

初心者でも勝てるワイドの賭け方(買い方)

私が初心者におすすめするワイドの買い方は軸2頭ヒモ3頭以内の「流し」です。

組み合わせと予想印で表すと「◎〇-◎〇△△△」となり、ポイントは以下の通りとなります。

  • 軸馬に人気馬
  • ヒモに穴馬を1頭必ず入れる

点数はヒモが3頭だと3点になり、穴馬が入るだけでプラス収支になります。

3着以内に穴馬が入るというケースは多く、そこでプラス収支になる可能性が高いうえに外れても300円のマイナスで済みます。

なので、上記が当たりやすさと配当のバランス的にも初心者におすすめの買い方です。

これで軸馬が全て外れる確立が低くなり、穴馬も入っていますので回収率も高くなります。

 

まとめ

今回の記事では、競馬のワイドについて解説しました、

ワイドとは、1つのレースで上位2頭の馬を選ぶ際に使われる買い方です。

競馬初心者の方にとっては、ワイドは馴染みのある買い方かもしれませんが、実は注意点があります。まず、ワイドは的中確率が高くなる分、配当金が低くなる傾向があります。

そのため、配当金よりも的中率を重視する方に向いています。

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