「3連複をフォーメーションで買いたいけど、どんな買い方が正解かわからない。」ということはありませんか?
そこで、今回は3連複フォーメーションの買い方やメリット・デメリットなどを解説します。
この記事を読めば、3連複の買い方やメリットについて理解し、フォーメーションを使って利益を出す方法がわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
3連複とは
3連複は着順を問わず、1着から3着に入る馬を全て当てれば的中となる馬券です。
3連複は、競馬の馬券の中でも的中が難しいとされるタイプの馬券です。
この馬券では、1着から3着に入る馬を正確に予想しなければ的中となりません。
単勝馬券では1着の馬を当てるだけで的中となり、馬連や馬単では1着と2着の馬を正確に予想すれば良いため、比較的的中率の高い馬券と言えます。
それに対して、3連複は1着から3着の馬をすべて当てる必要があるため、的中が難しいとされています。
なお、3連複と3連単の主な違いは、着順の要否です。
3連単では、馬の着順を正確に予想しなければならず、1-2-3と予想していても、実際の着順が1-3-2だった場合は不的中となります。
一方、3連複は着順が購入した順番でなくても的中となります。
例えば、1-2-3という馬券を購入した場合、3連複では1-2-3や1-3-2、3-2-1など、1着から3着に入る馬がすべて含まれていれば的中となります。
3連複フォーメーションのメリット
3連複フォーメーションのメリットは以下の通りです。
- 的中率が高い
- 買い目の点数を減らせる
- 2頭の軸馬を決められる
それぞれのメリットについて解説します。
的中率が高い
3連複フォーメーションの最初のメリットは、3連単に比べて的中率が高いことです。
3連複に比べて的中率が高いため、コンスタントに的中を繰り返すことで利益を上げやすくなります。
また、人気薄が1頭でも絡んだ場合、配当が100倍、200倍と大幅に増加することがあります。
3連複は的中が難しいと感じるかもしれませんが、その一方で高額な配当を狙える魅力的な馬券です。
買い目の点数を減らせる
フォーメーションは、ボックス買いよりも買い目点数を減らせ、流しより的中率が高いと言えます。
例えば、2頭の軸馬を絞り込めない状況で、1着に有力な穴馬1頭と3着に有力な馬が3頭いる場合、全ての組み合わせをボックスで購入すると20通りの買い目が必要です。
しかし、3連複フォーメーションを使用すると、買い目点数を10点に抑えることができます。
この方法で可能性の低い馬同士の組み合わせを排除し、買い目を効率的に絞ることができます。
2頭の軸馬を決められる
フォーメーションを使用する際、2頭の軸馬を自由に選択できるのもメリットです。
3連複の場合、「流し」には2頭の軸馬を揃える必要がありますが、フォーメーションではどちらか1頭が入れば的中となります。
この点から見ると、フォーメーションはボックスと流しの中間的な買い方と言えます。
2頭の軸馬を柔軟に選びながら、的中率を高めることができるのは、馬券投資において非常に有利な要素です。
3連複フォーメーションは、的中率向上と買い目の効率化を図りながら、馬券を買うことができるのです。
3連複フォーメーションのデメリット
3連複フォーメーションのデメリットは以下の通りです。
- 買い目点数の計算方法が複雑
- 惜しい外れ方が多い
- 3連単に比べて配当が低め
それぞれのデメリットについて解説します。
買い目点数の計算方法が複雑
フォーメーションに限らず、競馬の買い方は点数計算が複雑で、初心者にとっては難解に感じることがあります。
しかし、幸いなことに計算機や計算式を用いて計算することができます。
これにより、複雑な計算もスムーズに行えるため、デメリットとしてはそれほど大きなものではありません。
計算を行う際には、JRAの公式点数計算機などの便利なツールを活用することをおすすめします。
惜しい外れ方が多い
フォーメーションを使う際には、ボックスなどに比べて絞った買い目を選ぶことが多いため、時折「あと一歩」という惜しい外れ方を経験することがあります。
競馬予想が的中に近いと感じながらも、特定の組み合わせだけが外れてしまうことは、競馬ファンにとって悔しい瞬間かもしれません。
この点では、競馬の知識や経験がある程度必要となります。より精度の高い予想を行い、外れを最小限に抑えるために、競馬についての理解を深めることが重要です。
3連単に比べて配当が低め
フォーメーションに関するデメリットとして、3連単に比べて配当が低いことが挙げられます。
3連複は的中難易度に対して配当がやや低めとされています。
しかし、平均配当が約25,000円前後となるため、一般的な競馬ファンにとってはそれなりのリターンを期待できるでしょう。
なお、3連複の平均配当は、馬連に比べると高額です。
馬連の平均配当は約5,000円程度とされています。
したがって、3連複は馬連に比べてリターンが高い馬券と言えるでしょう。
3連複フォーメーション以外でよく用いられる買い方
ここまで3連複フォーメーションについて解説してきましたが、3連複では他の買い方をされることもあります。
3連複で使われる買い方は以下の通りです。
- 流し
- ボックス
それぞれの買い方について解説します。
流し
3連複流しは、競馬の馬券購入方法の一つで、特定の「軸馬」を選び、それ以外の馬を組み合わせて購入し、どの組み合わせでも的中するようにする買い方です。
この買い方には、「1頭軸流し」と「2頭軸流し」の2つのバリエーションがあります。
1頭軸流しでは1頭の軸馬を選び、2頭軸流しでは2頭の軸馬を選びます。
3連複流しのデメリットとして挙げられるのは、主役とした軸馬が必ず3着以内に入らなければ的中しないという点です。
例えば、2番と3番を流しで購入した場合、フォーメーションなら2番か3番が3着以内に入っていれば的中の可能性がある一方、流しの場合は2番と3番が3着以内に入っていないと不的中となります。
しかし、流しの利点として、2着以降に選ぶ馬を増やしても、フォーメーションよりも買い目を抑えられることが挙げられます。
つまり、自信を持って特定の馬に勝利を期待できる場合、流しを活用することでリスクを抑えながら購入することができます。
ボックス
3連複ボックスは、競馬の馬券購入方法の一つで、選んだ馬が3着以内に入れば必ず的中する買い方です。
この方法では、3着以内に入るであろう馬だけを選んで購入すれば良いため、競馬の馬券購入が初めての人にもおすすめできる方法です。
選んだ馬が3着以内に入るだけで的中となるため、フォーメーションや流しと比べると予想の難易度は低いと思われるかもしれません。
しかし、どの組み合わせでも当たるという性質上、買い目点数が増え、多くの馬を選ぶ場合はそれなりに資金が必要となる点に留意する必要があります。
また、買い目が増えて馬券代が高くなることは、上位人気のみで決着した場合に、馬券代が払戻金よりも高くなる「トリガミ」が発生しやすいというリスクも伴う買い方です。
3連複ボックスは、通常、軸馬を特定するのが難しい、または荒れる可能性が高いと予想されるレースで適した賭け方と言えるでしょう。
3連複フォーメーションおすすめの買い方
3連複のフォーメーションの買い方には、初心者でもわかりやすいおすすめの買い方が何パターンかあります。
フォーメーションの買い方のパターンは以下の通りです。
- 1-3-6
- 2-4-8
- 3-6-10
それぞれのパターンについて解説します。
1-3-6
1-3-6は、競馬の馬券購入方法の一つで、特定の馬に軸を置き、それに続く3頭の有力馬と、3着以内に入る可能性のある馬を3頭選ぶ賭け方です。
最初に選ぶ1頭目の馬は非常に重要で、絶対に外せない存在となります。
この馬はできるだけ単勝オッズが低い、つまり人気が高く、競走能力が高い馬を選ぶのが賢明です。
人気に流され過ぎないよう注意が必要ですが、単勝オッズが2倍以下の馬は一般的に実力馬とされ、安定した走りを期待できるでしょう。
2頭目に選ぶ馬は、通常は2番人気以降の上位人気馬を選ぶのが安全です。これらの馬は競馬ファンや専門家から高い評価を受けており、実力があることが期待されます。
3頭目に選ぶ3頭はセンスが問われる部分で、通常は30倍以内の馬から選ぶのが良いでしょう。
これらの馬はある程度の実力があるため、3着以内に入る可能性が高いと考えられます。
1-3-6の賭け方は、軸馬を中心に安定感のある上位人気馬と穴馬を組み合わせることで的中率を高める戦略です。
2-4-8
2-4-8というのは競馬の馬券購入方法の一つで、そのレースで有力とされる馬を2頭選び、それに続く実力を持つ馬を3頭、そしてさらに4頭の馬を選ぶ買い方です。
この方法では、合計で24通りの買い目が生成され、1点100円で購入する場合、3,000円以内で購入できます。
つまり、比較的リーズナブルな価格で多彩な組み合わせをカバーできるという利点があるのです。
また、2頭の軸馬を選ぶため、そのうちどちらかが3着以内に入れば的中の可能性が高まり、的中率の安定性が向上することでリスクを分散させることができます。
さらに、この方法では2頭目までで上位人気の馬をカバーできるため、3頭目や4頭目には穴馬を含めることができ、大穴の馬が3着以内に入れば高額な配当が期待できます。
2-4-8という買い方は競馬ファンの間で人気のある戦略であり、多くの競馬愛好者にとって魅力的な馬券購入方法とされています。
3-6-10
3-6-10は競馬の馬券購入方法の一つで、そのレースで軸になりそうな馬を3頭、次に有力な候補馬を5頭、そして残りの馬を4頭選んで購入する戦略です。
この方法は、馬券代が比較的高額になりますが、合計で10頭分の組み合わせをカバーできるため、的中の可能性が高まります。
また、穴馬も多く含めることができるため、穴馬が3着以内に入る場合、高額な配当が期待でき、時には10万円を超える馬券を的中させることもあるのです。
ただし、この方法は人気馬が上位で決着する場合、ほぼ確実にトリガミ(配当が馬券代を下回る状況)になります。
したがって、この買い方は軸となる馬が見当たらない場合や、そのレースが荒れることがほぼ確実である場合、または十分な資金がある場合にチャレンジするべき買い方といえるでしょう。
まとめ
3連複フォーメーションは、1頭目、2頭目、3頭目の馬を選び、どの順番でも当たりとなる賭け方です。
この方法は馬の選択によって、購入点数を抑えることができ、全通りを購入するボックス買いよりも点数を抑えることができます。
しかし、点数の厳選は的中率を低下させる可能性がある点に留意する必要があります。
この買い方は、荒れるレースに対応するための戦略も含んでいますが、基本的には3着以内に入る馬を容易に見つけられるようなレースに向いています。
競馬予想のスキルや判断力が高まるほど、3連複フォーメーションは効果的に活用できるでしょう。
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