- フォーメーションとは
- フォーメーションのメリット
- フォーメーションのデメリット
- フォーメーションの種類
競馬のフォーメーションという買い方がイマイチ理解できないということはありませんか?
そこで、今回は競馬フォーメーションについて解説します。
この記事を読めば、フォーメーションの購入方法や効果について詳しく理解できるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
競馬フォーメーションとは
フォーメーションとは、購入可能な組み合わせの全てを同一の金額で購入する方法です。
フォーメーション投票は、通常「フォーメーション」と略され、1着から3着に入る馬をそれぞれ1頭以上選んで、可能な全ての組み合わせを購入する馬券の購入方法です。
特に3連単や3連複など、多くの組み合わせが考えられる馬券を購入する際に、フォーメーションは「ボックス」よりも組み合わせを絞ることができる利点があります。
フォーメーションは、主に3連複と3連単で活用されますが、これらの馬券においても的中条件が異なるため、使い方が変わってきます。
具体的な違いを表にまとめると以下のようになります。
馬券種 | 的中条件 | 利用目的 |
3連複 | 3着以内に指定した馬が入れば的中 | 順位を気にせず、3着内に選んだ馬を予想する場合 |
三連単 | 指定した1着から3着までの着順が当たれば的中 | 着順まで含めて的中を狙う場合、高配当を狙う場合 |
フォーメーション投票は、馬券のタイプや的中条件に応じて適切に活用され、より効果的な予想が可能です。
馬券をフォーメーションで買うメリット
馬券をフォーメーションで購入する大きな利点は、出走馬に優先順位を付けることで、ボックスで購入するよりも購入点数を効果的に絞り込める点にあります。
例えば、5頭の馬を予想し、それらが馬券に絡む前提で全ての馬券をボックスで購入する場合、3連複5頭ボックスでは10点、2連単ボックスでは60点にもなります。
一方、同じ5頭を選んでもフォーメーションを用いて優先順位を設定すれば、最低でも3〜6点に購入点数を絞り込むことができ、効率的な購入が可能となります。
特に、競走馬間での力関係が明白である場合など、優先順位を設定しやすいケースでは、フォーメーションがおすすめの馬券の買い方と言えます。
馬券をフォーメーションで買うデメリット
フォーメーションのデメリットについて説明します。
フォーメーションのデメリットを理解するために、まずはボックスの購入方法を簡単に説明しましょう。
例えば、5頭の馬を3連複のボックスで購入する場合、購入点数は以下の通りです。
1-2-3-4-5
上記のように、ボックス購入は選んだ馬に優先順位をつけずに、5頭が絡む馬券のすべての組み合わせを購入する方法です。
次に、同じ5頭の馬を優先順位をつけたフォーメーションの場合を見てみましょう。
3連複のフォーメーション「1-2-4」の場合、購入点数は以下の通りです。
1-2-3,、1-2-4、1-2-5、1-3-4、1-3-5
2-3-4、2-3-5、2-4-5、3-4-5
フォーメーションを用いると、10点から5点に購入点数を減らすことができます。
1番が馬券に絡まない場合や、1番が馬券に絡んでも2番と3番が馬券に絡んでいない場合など、特定のケースを除外し購入点数を減らします。
しかし、ボックスでは、1番が馬券に絡まない場合や、1番が馬券に絡んでも2番と3番が馬券に絡んでいない場合でも、馬券が的中する可能性があるため、ボックス購入の方が的中率が高いです。
フォーメーションで不的中となるケースは、競馬用語で「縦目」と呼ばれ、購入点数を減らすことで縦目が生じ、選んだ馬は当たっていても馬券は不的中になる可能性があります。
特に実力が拮抗した馬が複数頭いるレースでは、フォーメーションを使用すると縦目が生じやすく、結果としてボックス購入の方が有効な場合も多いです。
したがって、競馬戦略においては、軸馬と他の馬との力関係を見極めて、ケースに応じてフォーメーションとボックスという2つの購入方法を使い分けることが有効です。
フォーメーションの種類と特徴
競馬には様々なフォーメーションがあります。その中でも代表的なのが三連単フォーメーションと三連複フォーメーションです。それぞれの特徴について見ていきましょう。
三連単フォーメーション
三連単フォーメーションは、レースの上位3着の順番を予想する方法です。一般的には的中率が低いため、初心者には難しいフォーメーションと言えます。
例えば、1着に2番と3番、2着に4番と5番、3着に6番と7番をフォーメーションで買うと組み合わせは以下のようになります。
2-4-6、2-4-7、2-5-6、2-5-7
3-4-6、3-4-7、3-5-6、3-5-7
三連複フォーメーション
三連複フォーメーションは、レースの上位3着の順番を問わず予想する方法です。三連単に比べて的中率は高く、初心者でも取り組みやすいです。
一例として、以下のように1頭目に1番を選択して2頭目に2・3番を選択して、3頭目に2・3・4・5番を選択した場合の組み合わせを見てみます。
1頭目:1
2頭目:2・3
3頭目:2・3・4・5
3連複のフォーメーションの場合、買い目は以下の5点の組み合わせになります。
- 1-2-3
- 1-2-4
- 1-2-5
- 1-3-4
- 1-3-5
1頭軸と違う点としては、1頭軸で上記の組み合わせを購入すると、紐に選んだ馬を含めた全通りの組み合わせを購入することになります。
なので、「1-4-5」も必然的に買い目に含まれますが、上記のフォーメーションの場合は、2頭目に選んでいる馬の番号を紐に3頭目の組み合わせを購入します。
つまり、1頭軸よりも更に買い目を厳選できるというわけです。
まとめ
今回は、競馬のフォーメーションについて解説しました。
フォーメーションを使えるようになると、流しよりも点数を厳選して買うことができるので、少ない軍資金で同じ頭数を馬券に組み込むことができるようになります。
無駄な馬券を買わなくて済むので損失を減らすことにもつながるため、少ない軍資金で勝負をしたい人にはフォーメーションをおすすめします。
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