- 競馬の回収率とは
- 競馬の回収率の平均
- 競馬の回収率を上げる方法
- 回収率が上がる馬券の買い方
この記事を見ている方の多くは競馬の平均回収率の上げ方が気になっているのではないでしょうか?
そこで、今回は競馬と平均回収率について解説します。
競馬での回収率の平均値や上げ方について知りたいというあなたに、回収率の計算方法や高い回収率を持つ人の特徴について詳しくご説明します。
この記事を読めば、競馬における回収率の平均や上げ方がわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
競馬における回収率とは?
競馬における回収率とは、購入金額に対して払い戻し金額の割合を示す指標です。
競馬の回収率は、下記の式で計算することができます。
回収率 = (払戻金額 / 購入金額) × 100%
例えば、単勝100馬券を1000円購入して、2500円の払い戻しを受けた場合、回収率は「2500円/1000円✕100%=250%」となります。
なお、回収率は1レースの結果で出すのではなく、複数のレースを計算して全ての馬券の購入金額と払い戻し額を合計して計算します。
なぜなら、計算した数値は試行回数が少ないと信憑性が低くなってしまうからです。
なので、できれば年単位で計算をして、50〜100レース以上は試行回数を担保するようにしましょう。
競馬の回収率の平均
競馬の回収率は、70〜80%と言われています。
なぜなら、競馬の払い戻し率は馬券種にもよりますが70%〜80%なので、購入者全員の回収率の平均は70%〜80%に収まるようになっているからです。
なので、プロの馬券師たちであっても年間の回収率は100%を超えるのは非常に困難なのです。
実際にプロ馬券師の回収率の平均は76.6%と言われています。
私自身も回収率が安定して100%を超えるまではかなり苦労しましたし、3年連続で回収率130%を超えるようになるまでは相当な努力をしました。
競馬の回収率を上げる方法
競馬の回収率を上げるためには、以下の4点を押さえておきましょう。
- 勝負レースを決める
- 馬券種を使い分ける
- トリガミをしない
- 期待値の高い馬券を買う
では、それぞれの回収散るの上げる方法について解説します。
勝負レースを決める
賢い馬券購入の最初の一歩は、勝負レースを決めることです。
なので、全てのレースに均等に参加するのではなく、特定のレースに集中する戦略が重要です。
勝負レースの選択基準は様々ですが、一般的には過去のデータや馬のコンディション、コースの特性を考慮して、高い的中率が期待できるレースを選ぶ傾向があります。
さらに、多頭数のレースや予測困難な展開が予想されるレースなど、高い配当が期待できるレース条件も、高い回収率を目指すうえで魅力的です。
どちらのアプローチを取るにしても、競馬に対する幅広い知識、洞察力、そして深い考察が必要です。
馬券種を使い分ける
競馬の回収率を上げるためには、馬券種を上手に使い分けることが重要です。
まず、自分の本命馬が高い確率で勝つと予想される場合は、単勝や馬単、3連単などの馬券に注目します。
これらの馬券は、本命馬が勝つと見込まれるレースに適しています。
一方、本命馬の勝利は難しいが上位入賞の可能性がある場合は、複勝や馬連、ワイド、3連複などが適しています。
重要なのは、自分の予想に自信がある場合に適切な馬券を選び、無理に買い目を広げないことです。
確信のあるレースと馬券で賭けることで、長期的に回収率を高めることができます。
トリガミをしない
競馬の回収率を上げるためには、トリガミをしないことも重要です。
◆トリガミとは
馬券が的中した時に払戻金が投資した金額よりも低いこと
トリガミは、配当が低い場合や多くの馬券を購入した場合に発生することがあります。
例えば、18頭のレースで全馬に同額を賭けると、どの馬が勝っても的中しますが、配当が18倍未満だとトリガミになり損失が出ます。
また、高額配当を追求する3連単などの馬券でも、買い目を無制限に増やすとトリガミのリスクが高まります。
効果的な対策としては、購入前にオッズを確認し、投資額とのバランスを考慮しましょう。
馬券の組み合わせを慎重に選択し、投資額を管理することで、トリガミを回避してください。
期待値の高い馬券を買う
競馬の回収率を上げるためには、期待値の高い馬券を買うようにしましょう。
なぜなら、期待値の低い馬券を購入することは、長期的な収益性を下げてしまうからです。
例えば、中央競馬の単勝1番人気の馬の勝率は約30%程度ですが、1倍台のオッズだと期待値が低くなります。
このような低オッズの馬券は、一時的には利益をもたらすかもしれませんが、長期的には効率が悪いです。
一方、人気のない馬だけを狙う戦略も、的中率が低くリスクが高いためお勧めできません。
効果的な方法は、上位人気馬と中位・下位人気馬を組み合わせて購入することです。
バランスを取ることで、適度なリスクと高いリターンが両立し、結果的に回収率の向上につながります。
ただし、期待値を考慮した馬券選びは、精密な分析と経験に基づくものであり、競馬に関する知識が必要です。
競馬の回収率が上がる馬券の買い方
競馬の回収率を上げるには、馬券種ごとの戦略を知っておく必要があります。
- 単勝/複勝
- 連系/3連系
それぞれの馬券種ごとの戦略を解説します。
単勝/複勝
競馬の単勝・複勝馬券では、的中率よりも回収率を重視することが大切です。
回収率を最大化するためには、「均等払戻」を目指すのが効果的です。
この方法では、払戻金を一定に保つために、オッズに応じて購入金額を調整します。
例えば、払戻金を10,000円と設定した場合、オッズが2倍なら5,000円を購入し、100倍なら100円を購入します。
こうすることで、的中が難しい馬券でも損失を最小限に抑えることができます。
ただし、購入方法には注意が必要です。
年間を通して回収率が70%以下になるような購入方法を続けている場合、資金管理に問題があるかもしれません。
したがって、購入方法を見直す必要があります。
さらに、レースの選択も重要です。
全てのレースに賭けるのではなく、自分の実績が良いレースに絞って購入することが賢明です。
たとえば、芝のレースよりもダートのレースで成績が良い場合は、ダートレースに絞って賭けることをお勧めします。
連系/3連系
連系や3連系の馬券戦略は、長期的な回収率向上を目指すうえで重要です。
特に、市場で過小評価されている馬への投資が効果的です。
的中率を高める方法とは異なり、一見リスクが高いように思える選択をすることで、リターンが得られます。
具体的には、的中率が低くても、過小評価されている馬を選んで三連複フォーメーションを利用すること。
これによって長期的に回収率を向上させることができます。
また、単複馬券を購入する際に重要なのは、「購入方法」と「レース選択」の2つの要素です。
連系や3連系馬券の回収率が70%以下になる原因は、三連複ボックスなどで全馬に均等に賭けるように購入していることが挙げられます。
このような方法では、上位と下位の馬に対する区別がなく、結果として効率の悪い賭け方となります。
そのため、フォーメーションを利用し購入方法に変化をつけることが重要です。
さらに、過小評価されている馬を見つけるのが困難な場合は、そのレースを購入対象から除外するという考え方も有効です。
まとめ
今回の記事では、競馬の回収率の上げ方について解説しました。
競馬の回収率の平均や上げ方、プロの実数値や回収率の目安、回収率の高い競馬予想家の特徴について触れました。
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